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Appleは2016年のiPhone 7モデルでイヤホンジャックを無くしたのみならず、
現状の無線イヤホンに対してもそれを否定するかの様な先の提案を同時に行いました。

左右のイヤホンからも線を取っ払ってしまったそのApple AirPodsが大きな話題となり他社が追っかけ始め1年、
この分野の製品も多く発売されるようになりました。

そんな中、ついにあのBose社も満を辞して送り出して来た「Bose SoundSport Free」。
投稿時現在、3色ある内の「Triple Black」を、今回Bose様のご提供で一ヶ月ほど使用をさせて頂く機会がございました。
ありがとうございます!
公平性を貫くために良い所も正直にダメだなと思った所も含め、存分な使用後レビューを皆様にお届けしたいと思います。

やはりこの分野の先駆けたるApple AirPodsと比較するのが一番だろうと、今回はAIrPodsも同時に一ヶ月使用しました。
使用機器は主にiPhone SEです。

 

[基本]

はじめに触れましたが、このイヤホンは「左右分離型無線イヤホン」と呼ばれる分野の製品になります。
まず下記に基本的なポイントをご紹介。

※microUSBケーブルは本体に付属

 

[ペアリング]

無線イヤホンを使う上で何よりも避けて通れないのが、機器との接続ですね。これが最大のハードル。
この製品にはペアリング手順を手助けする「Bose Connect(要ダウンロード)」が用意されています。
<ペアリング手順>

Bose SoundFree(アプリ使用時) Apple AirPods
ステップ1 アプリをダウンロード ケースを開ける
ステップ2 アプリを開き指示に途中まで従う 近くのiOS機器に自動で接続案内が表示される
ステップ3 ケースから製品を取り出す ケース背面のボタンを長押しする。
ステップ4 アプリに戻り接続が完了するまで進める

状況によるかもしれませんが、ステップ4でうまく行かないケースがありました。あと両イヤホンをケースから取り出す必要があるので、机と両手が必要になります。

AirPodsは追加インストールなしで、片手でペアリングできます。
無線機器の接続に慣れているユーザーならば全く普通の工程で許容範囲ですが、
有線イヤホンとほぼ同等の使い勝手を、開発社自身がiOSまで巻き込んでこだわったAirPodsと比べると、流石にここは分が悪い。

たった1回しか無いかもしれないペアリングに意味の分からん位のこだわりを感じます。(iOS10以上とiCooudの登録は必要)
尚両方ともMacでは手動でのペアリングとなります。

 

[ペアリング以降の接続]

ペアリングはお友達登録みたいなもので、その後の使用の度に接続行為が必要になります。これも無線機器のハードル。

この点はバッテリーケースから取り出すと自動的に接続される形式で、困ることはありませんでした!(後述の機器切替には難あり)
電源ボタン押すとかも無く、とにかく便利です。
ケースから取り出すと、音声ガイダンスが「xxアイフォーン、エスイー,接続済デス」と登録機器名を喋ってくれます。これ地味に安心感。

ちなみにAirPodsは効果音のみ。そのかわりケースのフタを開けると(近くにいる登録機器だと思われる)iPhoneに視覚的な接続イメージが表示されます。

 

[切り替え]

 

昨今はユーザーが所有している機器が増えて来た事もあり、
iPhoneでもMacでもiPadでも使いたい!と思う事が自然になってきました。

AirPodsは手元に前回使用の機器が無いと、近くの機器に接続案内が表示され無線である不安を緩和してくれます。
この製品も同様ですが、遠くにある機器Bに繋げに行ってしまう事が何回かあり、画面案内も無いのですこし困りました。
何回か見つからないと諦めて(?)次の登録機器を探しにいってくれました。

複数機器を頻繁に確実にすぐ切り替えたい要件がある方には、少し不利かも。
それがない方には、考えなくて良い要素ですね!

 

[音]

まさに存在意義たる真骨頂!
Appleが「使い勝手」の万人性に長けているならば、Boseは「良い音」の万人性に長けている会社なのかな、と個人的には思います。
万人にとって「良い音」ってのは定義するのはほぼ不可能。価格との兼ね合いもありますし、気分や環境、製品の色やブランドイメージなんかでも簡単に印象は変わってしまいます。
そんな中でも、素直に、「あー、上質やなぁ、この価格だと買うかなぁ」と感じてしまうのがBoseなのかなと。

今回、クラシック、ヘヴィメタル、プログレ、JPOP、ファミコンのサントラと色々聞いてみましたが、
高音でややシャキッと感薄め、低音がややボンボン(抽象的な表現ですいません)ですが、AirPodsとは明らかに広がりや音圧が違います。
無線かつ左右分離なので音質には期待していませんでしたが、スポーツするには至極上質な音質と感じました。
密閉感のおかげで周りが少し聞こえ辛い程ですが、ノイズキャンセル機能は付いていません。

今後出るにしても高くなりそうで、これでもいいかなと思ってしまいます。

 

[フィット感、つけ心地]

この度1番の意外性。これは良い!つけやすく安定感!!

個人的にはベストグッとポイント。AirPodsは本当に落ちそうで落ちそうで、不安になるんですけど(左右を繋ぐリードが商品化されている位ですから。。。)、
この製品は「Sport」と銘打っているだけあって、スーパー安定感です。
耳の中でも遊びが少なく、定位置にカチッとはまるので音の伝わりや左右のバランスにも問題なし。
毎回安定した使用感を提供してくれます。

私は左右の耳の大きさがかなり違うので、社内の品評機会とかでもカナル型はほぼアウト(耳掛け派)なのですが、
こんなにしっくり来たのは初めてです。

良い!(標準のイヤーピースMが私にはドンピシャ過ぎて、付属のLとSが試せませんでした。。。)

 

[ケースの使用感]

左右分離型イヤホンの特徴は、バッテリーケースを携帯させるスタイルにあります。
オープンがペアリングや接続の合図にもなりますし、紛失防止、充電上の理由(イヤホンのバッテリーは少なめにしてちょくちょく充電させる方針)等々からどの会社もケースありきがデフォルトになってます。

この製品のケースを使ってた感じとしては、どう格納して良いか慣れるまで分かり辛い、片手で開けれない、そして製品に反してやや無骨なデザインと大きさで、と残念ポイントが目立つ形となってしまいました。
AirPodsの方はまだ入れ方を間違えにくく、入れやすい。開閉も絶妙な硬さで、どのポケットにも入る小ささ・軽さでカラビナ付きケースという二次市場まで生み出すポテンシャル。兎に角、携帯しやすい。

しかしこの製品は「普段使い」というよりは、事前準備をしっかりとるスポーツ、机があるオフィスや家、など「余裕のある状況」であればさほど気にはなりません。普段使いにも慣れます。これも製品思想の差なのかなと。

 

[デザイン]

これは選択肢の問題だと思いますが、良い!

デザイン的にもAirPod一択というのはよろしく無いので、良い選択肢が出てきたものだと思います。
他社はどうも高級感やスマート感を押し出す物が多い気がするのですが、あえて小ささを追求しなかったこの大きさと頑丈な感じが、個人的には高評価!!
女性向けにオレンジや黄色のカラバリもありますが大分大きいと思うので、実店舗等で確認した方が良いと思います。

個人的にはむっちゃ好きなデザインで、このルックスのおかげでレビュアーに立候補させて頂きました(笑)。

 

[操作・遅延]

これも無線の宿命ですが、やはり操作から音が追いつくまでのタイムラグはあります。
そしてこの製品は大分遅いと感じます。
これはスポーツ向けという点では、運動中は流しっぱなしで頻繁に切り替えもしないだろう、と特に注力しない取捨選択かと感じました。
運動中に自分のモチベーションを上げてくれるプレイリストを特別に作っている人も多いと思いますし。

電話向けとしては即時性が求められるので、すこし気になるスペックではあります。
着信時、机に置いてあった2つから咄嗟に手にしたのは、AirPodsの方が多かったです。
あと耳元の操作ボタンが、これまた探し辛く硬くて押し辛い。これは改良して欲しい。
この点AirPodsのダブルタップ(電話に出る・切る)の方が直感的で楽です。
まるで某海外ドラマが現実化した様です。

タップに関しては誤操作の不安もあるので、ボタンとどっち取るかといった感じですかね。
ボタンで行くならもう少し押しやすくして欲しい。

 

[その他]

ひじょーに残念なのが、電話が片耳からしか聞こえない事。
本当に惜しい!やはり片耳と両耳は、識別性が全然違います。
しかし、AirPodはしばしば両耳でステレオ感の乱れがあり、安定しませんでした(通話時に多いかな)し、
BoseではまだGoサインが出なかったのでしょう。

 

[今後わかる事]

まだ発売間もないので耐久性や故障率の情報がありません。ここも非常に大事ですので、忘れた頃にでも振り返って状況報告できたらと思います。

 

[価格と総評]

最後に。AirPodとは約1万円の価格差があります。
「音がいいからその分1万円高いんやわ」という前評判(私的に)でしたが、トータルな使用感で見るとそれ以上の感覚を得る事ができました。

この製品はAirPodよりは人は選びます。
しかしライフスタイルが合うなら、1万円の価格差はデメリットを指し引いても大いに納得できるものです。
実は私はスポーツを頻繁にはしませんが、、、

音とフィット感とデザイン。これだけでも十分魅力!
カジュアルな使い勝手はAirPodsには敵わない。しかし少しこだわりたいなという方には、是非チョイスして欲しい!

ここまで比較して来たAirPodsは確かに強力すぎなのですが、対抗しうる選択肢があるというのは非常に良い事です。真っ向勝負しても難しいので各社価格帯以外の特色を出して欲しいものです。

それではまた。

 

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